KOTOBUKIコラム

メタボリックシンドロームは内臓肥満肥満症

いろいろな所で見たり聞いたりするメタボリックシンドロームですが、メタボリックは「代謝」、シンドロームは「症候群」という意味です。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪肥満症のことで、単に内臓脂肪が多い状態というだけでなく、高血圧、高血糖、高脂血症などの生活習慣病を発症している状態を指します。メタボリックシンドロームに陥ると、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす元になり、実際に体脂肪率が高めの人は気を付けなければなりません。日頃の悪い生活習慣、つまり運動不足や食べすぎなどが引き金となって起こるものといわれています。この予防策としては、日頃からジョギングなどの有酸素運動をしたり筋肉トレーニングをすることで運動不足にならないようにし、食生活も整え、身体に蓄積してしまった脂肪をなくすことです。

40歳を超えると、このメタボリックシンドロームが急激に増えると言われています。そんな時期も、今では食生活の欧米化などのせいで関係なく、もっと若い世代の人たちまでもがそんなメタボリックシンドロームの可能性を秘め、いわゆる「予備群」として存在しているといわれています。メタボリックシンドロームに陥る原因は、言うまでもなく体脂肪が増加する身体ということは忘れてはならないことです。身体に体脂肪を蓄えていくという機能は、人間にとってはひとつの本能で、それは人が生きていくために必要不可欠なことです。生まれながらにして太りやすい、体脂肪を貯めやすいという人もいて、そんな肥満遺伝子というものを持っている人は、そうでない人よりもさらに真剣に食生活を改善し、整えていく必要があるでしょう。肥満度が高すぎるという状態は、少なからず身体に悪い影響を与えてしまいますから、そうならないようにしっかりと予防することが大切になります。体脂肪率をきちんとチェックして、恐ろしいメタボリックシンドロームを防ぐようにしましょう。

ダイエットは食事から

体重を減らそうと思い立った時、まず直面するのが食事の問題です。健康的なダイエットを達成するためには、適度な運動と共に食事面からの改善が重要です。極端な食事制限は健康を害するだけでなく、リバウンドの原因となって結局太ってしまったり、ストレス原になって精神に悪影響をきたすことになります。体重を落とし、かつ健康になって豊かな心を手に入れるためには、ダイエットをサプリメント等に頼らず食生活を改善するところから始めましょう。ダイエットをする上で食事に気を使う事は大切です。まず野菜は、低カロリーでビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富で、食物繊維も多く含んでいます。サラダは体を冷やしてしまうこともありますので、生で食べるよりも、温野菜を中心にて食べましょう。スーパーなどでドレッシングを選ぶ時は、ノンオイルのものを使いましょう。油分を控えて手作りのドレッシングを作ることもおすすめです。油脂成分控えることで体重を減らそうと肉類や魚類を完全に断つ人もいますが、栄養面でもよくない上に健康を損なうことにもなりかねません。肉や魚には豊富なタンパク質が含まれており、筋肉を作るに当たりタンパク質は必須です。筋肉をつけることにより基礎代謝が上がり痩せやすい体にもなります。青魚の脂には血液をサラサラにする効果のあるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、魚介類は貴重なタンパク原です。ダイエット中でもバランスの取れた食事を取る事も大切です。油を使わない調理法を工夫することも大事です。蒸し料理や電子レンジなどでの加熱調理、煮物などを作ることで摂取する油の量を減らすことができます。炒め物の時などに油の使用量を控えるために、専用のグッズで油を噴霧する方法もあります。

肌荒れの原因

肌に含まれている水分が減少して肌の表面がカサカサしている状態のことを肌荒れといいます。空気の乾燥した冬になると、乾燥肌の人が悩まされることが多いようです。そしてシミやシワなど別のトラブルのきっかけになるのです。男性に比べて女性の皮脂はもともと少ないものです。そして25歳くらいから減少する傾向があります。皮脂の量が少ないと肌荒れの原因となります。それは肌から水分が逃げやすくなり、細菌が繁殖しやすくなることによって、肌のうるおいがなくなるからです。とくに目の周りが荒れることが多いのは皮膚が薄いためです。皮膚がうすいと皮脂腺が少ないので肌荒れしやすいのです。またストレスが原因で、肌のかさつきや、ニキビができる、痒みが出るなどの肌荒れがおこることがあります。免疫力を低下させるストレスは、ホルモンバランスを乱すなど、皮膚に影響をおよぼします。それにより、肌荒れの症状がおこってしまうのです。さらにストレスによる不眠の症状や、食生活の乱れによって肌荒れが起こることもあります。皮膚の脂肪の分泌を促すのは男性ホルモンです。それが減少すると角層が乾燥してひび割れた状態になるので、肌荒れがおこります。暖かい季節は肌の潤いを保ちやすくなります。なぜなら湿度が高く、汗をかくからです。反対に寒い季節は肌荒れが起きやすくなります。空気が乾燥して、汗をあまりかかないからです。洗顔の仕方ですが、熱いお湯で洗うのは皮膚の脂肪がかなり落ちてしまうので避けましょう。まずぬるま湯で洗い、最後に水で洗います。これが肌荒れ対策になる洗顔方法です。こうすると毛穴が引き締まり、肌の保湿効果がアップしますので、肌荒れ予防になるのです。

顔のたるみを解消する方法

たるみの解消法としては乾燥肌がたるみには良くないので、洗顔のしすぎで皮脂を取りすぎないようにします。そして洗顔後は水分補給を十分に行って保湿を高めるようにします。紫外線をなるべく浴びないようにUV加工のしてある日傘や、帽子などをかぶるようにしましょう。紫外線対策された化粧品も効果的に利用してみましょう。紫外線から肌のトラブル回避のため、お肌の潤いを保ち、皮脂膜を正常に形成させる事も大切です。肌が潤うと、紫外線が入りにくくなり、表皮のダメージが少ないので、顔のたるみは解消されます。紫外線対策としてメイクのときのベースメイクは重要です。紫外線を受けると肌は活性酸素の害え受けやすくなってしまいます。それが老化をうながし顔がたるんでくるのです。抗酸化物質を含んだ食品を摂り続けることも顔のたるみ解消にはよいでしょう。タンパク質や、ビタミンなどを取るのも良いです。コラーゲンを飲んだり、コラーゲン配合の化粧品を使ってみるのも良いでしょう。そして適度な運動、規則正しい生活、十分睡眠など生活習慣全般が顔のたるみや肌の健康につながってきます。まずは生活習慣の見直しもしてみると良いかもしれません。

顔の脱毛方法

顔脱毛にはさまざまな脱毛方法があります。例えば、脱毛クリームを使う場合は、体毛の成分であるケラチンをクリーム状の液で毛を溶かすことで行います。短時間で顔の脱毛ができ、痛みを感じることがありません。仕上がりも剃った時のような不自然さや手触りではなく、毛を一旦溶かす方法なので再び毛が生えてきても自然です。注意したいのが、この脱毛の方法は、うぶ毛と一緒に皮膚の表面にある角質層の部分を溶かしてしまう危険性があるのです。結果、リスクが大きく、刺激が強いことが、脱毛クリームを使う顔脱毛ということになるのです。実際は顔脱毛後の柔らかでツルツルした顔の表面の感触は、実は皮膚が溶けてそれにより滑らかに感じているのです。顔脱毛のもう一つの方法として、フェイスパックがあります。これは粘着成分のある液を肌にピッタリつけることによって肌に吸着させ、そのパックをはがす時に黒ずんだ角質やお肌の汚れと共に産毛やむだ毛も抜いてしまう方法のです。顔脱毛と一緒に古い角質除去もできますが、パックの塗りむらなどで思うように抜けない場合もあります。脱毛テープや毛抜きで行う顔脱毛は、抜きたい部位のむだ毛を確実に抜くことができますが、肌への負担も高いので肌が柔らかく毛穴が開いている状態で行い、アフターケアをきちんとする必要があります。最近は、毛抜きなどの他にエピスティックと呼ばれる台湾式のコイルを利用した毛抜きも顔脱毛の道具として販売されています。手軽でどこでも使えるので、人気があるようです。

ニキビの出来る原因

どんなに注意して肌の手入れをしていても、色々な原因でニキビは発生します。女性の場合、生理前にはニキビができやすいといわれていますが、この「生理前ニキビ」は女性ホルモンの分泌が関係しています。ホルモン分泌が生理周期によって変わることで、ニキビの発生を刺激しているのです。お産や妊娠などでは重要な役割を果たすプロゲステロンですが、この物質は皮膚表面にある角質を厚くし皮脂を多く出す効果を促す性質があります。排卵から次の生理までの期間は、プロゲステロンが多くなることが原因でニキビが出来ます。ニキビが発生する原因は、他にも幾つかあります。酒・タバコなどの刺激物や食品添加物が含む有毒物質は体内の解毒作用を弱め、ニキビをできやすくします。日頃のストレスもよくありません。ストレスや飲酒・喫煙によって解毒作用が弱まった体は抵抗力が落ちて菌に対する抵抗力が低くなり、黄体ホルモンが壊されにくくなります。これが、皮脂が異常に増える状態になることと関係しています。また便秘になると、排泄されるはずの毒素が吸収されて、処理しきれない毒素は皮膚へ出てくるので、これもまたニキビの出来る原因になります。甘い物の大量摂取は、皮膚が菌に対する抵抗力も低下します。また、ニキビが悪化する原因には、紫外線によるアクネ菌があります。この菌によって肌の保湿成分が衰えて調子が悪くなり、ニキビが出てくるのです。規則正しい生活とストレスの解消がニキビの出来る原因を回避するには重要になると思います。